診療科目
皮膚科
一般皮膚科のご案内
当クリニックでは皮膚疾患全般を診療させていただきます。
皮膚には、にきびや湿疹、アトピー性皮膚炎など、下記の「皮膚科の主な疾患」にあげられているような多くの疾患があり、主にこのような疾患、症状について、診療してまいります。
また、うおのめ、褥瘡(とこずれ)、やけど、傷の治療・相談、現在治療中で治りの悪い皮膚病の相談もお受けいたします。
(現在通院中の医療機関からの紹介状をお持ちください)
それだけでなく、日常のスキンケアのお悩みなど皮膚のことで少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
※脱毛症・円形脱毛症については症状・経過によっては専門医療機関に紹介することがあります。また広範囲の脱毛・発症から3ヶ月以上経過されている方は専門医療期間の受診をお勧めしています。
当クリニックでは日本皮膚科学会のガイドラインに基づいてステロイド外用剤を必要に応じて積極的に治療に用いております。
ステロイド外用剤を忌避される方の治療はできませんので御了解ください。
皮膚科の主な疾患
- にきび
- 湿疹
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
- 手荒れ・肌荒れ
- かぶれ
- とびひ
- 虫さされ
- いぼ
- みずいぼ
- みずむし
- たこ・うおのめ
- ヘルペス
- 口内炎
- 褥瘡(とこずれ)
- やけど
- 帯状疱疹
- 日焼け
- あせも
漢方について
漢方治療についても保険診療にて対応させていただきますので、ご相談ください。
特に、便秘症、イライラ、冷えて痛む腰痛、神経痛には漢方がよく効いている印象がありますので、思い当たる方は是非、漢方をおためしください。
患者さんの証(体力や病気に対する抵抗力などの体質)をみるために問診以外に舌診(舌の形や色をみる)、腹診(お腹を触ったり軽く押さえたり叩いたりする)をしますので御了承ください。
漢方問診票ダウンロードはこちら[PDF]
当院でできる検査について
当院では、下記のような検査をしていただくことができます。
ダーモスコピー検査
ダーモスコープという特殊な拡大鏡を皮膚面に当てて皮膚に分布するメラニンという色素や毛細血管の状態を調べる検査です。痛みは全くありません。ほくろやシミの診断や治療方針の決定に役立ちます。
その他、爪の色の変化や脱毛症、疥癬の診断などに応用できます。
皮膚病理検査
皮膚病変の組織を調べることによって病態を把握し、治療方針を決定するのに非常に有効です。
また、腫瘍については良性・悪性を含めた確定診断となる大変重要な検査です。
所要時間は10分程度です。
KOH直接鏡検
水虫やカンジダなどの真菌や疥癬、毛ジラミ症などの確定診断に用います。特に皮膚科医は水虫の診断にこの検査を必ず施行して行った上で処方いたします。
水虫と似て非なるものは実はたくさん存在しますので、是非とも自己判断せずに皮膚科を受診してください。
細菌培養検査
細菌感染を起こしていると思われる病変から原因となる菌(起炎菌)を見つけて、その菌に対して効く薬(抗菌薬)を調べます。
最近、問題となっている抗菌剤が効かない耐性菌の発生予防と対策に大変有用です。
TARC検査
アトピー性皮膚炎の患者さんには是非とも受けていただきたい検査です。定期的に検査を行うことで適切な治療が選択でき、患者さんの治療への意欲を高めるお手伝いに有用です。
日本皮膚科学会が推奨するプロアクティブ療法にも大変有用です。
MAST33検査・view36検査
即時型アレルギーのセット検査です。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、最近話題のOAS(口腔内アレルギー症候群)の診断、対策の参考になります。
花粉症や果物などを摂取して口の中や喉が痒くなった経験のある方は検査をおすすめします。
- MAST33検査についての参考情報
アレルギーを正しく知ろう!!(Hitachi Chemical) - view36検査についての参考情報
一度に36種類のアレルギーの原因を調べられる検査(Thermo Scientific)